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採血データ 2003年 4月 |
日付 | 検査など | 日記 |
4月 前半 |
まだまだ高熱(38〜39℃)は続く…もうそろそろ下がるだろうし、もう少しの我慢だ!って自分に言い聞かせてたけど、かなり限界…。 そして採血で詳しくみてもらうと、私の血液型はO型→A型に変わってるのに、微量だけどO型の細胞がいるらしい。 先生いわく、時期が過ぎればO型の細胞はなくなってくるでしょう、とのこと。 そうなれば熱も下がる。それまで耐えるしかない… 手が突然震えだす症状がでてくる。でもこれはステロイドを減らしていけば治まるはず、と信じてた。 |
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後半 | CT検査 MR検査 脳波検査 超音波 …他 |
「最近なんか、おかしいよ…」 周りの皆は私を見て、そう思ったらしい。 そして私はこの数日間の記憶が全くありません。 どうも脳炎になったらしく、意識不明に陥る。この時の私の顔つきは、かなりひどかったらしい(両目とも薄目を開け、視点は合ってない、口も半開き状態…)。 先生から「今晩がヤマです」みたいなことを家族と彼に告げられた。 このときの写真は自分で見ても、かなり怖いものがあります。 そして次の日、私は普通に目が覚めたつもりでした。でも周りが何か慌しい。すると彼が「自分の名前、わかるか!?俺の名前は!?」って聞いてくるので、当然のように答えるとみんなホッとしてた。 一番驚いたのは、体に通ってる管が増えてること。1本は鼻から胃への管、それともう1本は尿道でした。しかもオムツまであてられてる…。この年でオムツ…ちょっとショックでした。 体力が無くなってるせいか、歩くこともできない。でもまだこの時は足も動かせたし、立つことももできました。意識はあっても、顔つきはまだかなりひどかったらしいです。 とりあえずは会話はできたものの、すっごく聞き取りにくい発音だったそうです。しかも幻覚が見えたりもして周囲を困らせてたらしいです…。 食事もまずは、離乳食みたいなのしか食べれませんでした。 そしていざ食べようとしても手がすごく震えて、なんとかスプーンを握っても口にちゃんと運べません。 うがいをしようと思ってもコップが部屋の壁まで勢いよく飛んでいったことも何回もありました。なので、こういった身の回りのことを全部、両親、彼、看護師さんにお世話をしてもらってました。 こんな感じだったので、周りは本当に大変だったと思います。 薬が口から飲めるようになったので、鼻からの管は外れた。 1本管が減った! |