闘病日記　9月上旬

^{2001年　9月1日～10日}

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日付	検査内容など	日記
9/1 （土）	外泊3日目	遅めの朝食を済ました後、今日もIVHのため病院へ。早々にへパリン通してもらって家に帰ってきた。の～んびりした一日。
9/2 （日）	外泊4日目	今日はちょこっと近場ドライブに行った。そして夕飯を食べたら病院への戻り仕度。この時間ってとっても寂しい。でも次戻って来れるのはもしかして退院？そう思うとちょっと嬉しい。とりあえずあと１回の治療をこなして早く退院したい！
9/3 （月）	・採血	楽しかった外泊も終わって、今日から大部屋生活が始まる。昨日は消灯ギリギリに戻ってきたけど、やっぱ9時半になんて寝れそうにない。今までは個室だったから消灯時間なんて関係なかったもんな～。それにイビキのうるさい人が何人か居るみたい…。まだ血球値は伸び悩んでるみたい。ある程度増えないと次の治療もルンバールもできない。ってことで今週末も外泊できるかも…。それと忘れかけてた痔…。とうとうあさってに腹部外科の先生に内診されることになった。もしかしてこの大部屋のカーテンでだけで仕切ったここでするのかな…憂鬱。
9/4 （火）	・歯科受診	やっぱり大部屋は大変。おばちゃん達の噂話や陰口はかなり陰湿なものが多いし。この病室では友達なんてできなさそう。先生～!早く私をここから連れ出して～！！
9/5 （水）	・採血・お尻内診	今日の採血でも血球値は伸び悩んでる。夕方、腹部外科の先生と主治医とでお尻の内診が始まった。場所はやっぱりカーテンで仕切っただけの大部屋のベッドの上。先生達は大きい声でバンバン話合いながら（腹部外科医が主治医に私のお尻の状態を説明しながら）お尻の内診するから同室の人にはもちろん丸聞こえ…。恥ずかしかったぁ…。内診の結果、お尻の外に出来てるのは大したことないらしい。ただ中にもそれらしきものがあるかもしれないんだって。今の状態ではほっといても全然大丈夫だけど、今後の治療を考えると手術しといた方がいいとか…。でもこの血球値じゃ手術もできないし治療も始めれない。なので治療開始のメドがついた頃にまた内診してもらうことになった…。また内診…？やだー！！なかなか増えてこない血球値について具体的な説明が聞きたかったので主治医に時間を取ってもらうようにお願いする。消灯後、談話室で彼と一緒に主治医と色々話し合った。血球値が伸び悩んでる可能性として考えられるのは次の４つらしい。 ①ウィルス感染（サイトメガロウィルス） ②内服薬の副作用 ③抗がん剤の副作用 ④再発（一番低い可能性らしい）とりあえず再発してないことを確認するために金曜日マルクをして、その後外泊することにした。あと、次の治療でクリーン生活になるまでには個室に移りたいと訴え、それと今の大部屋での不安などをちょろっと話したらアッサリと来週始めには個室に移動させてもらえることになった（もちろん差額ベッド料はナシ）。やった～！嬉しい。何でも言ってみるものだ♪ 先生が「今までの検査結果のデータのコピーあげようか？」と聞いてくれたので、すかさず「はい、欲しいです！」とお願いした。先生は忙しい人だから、いつになるかわからないけど嬉しいな。
9/6 （木）		今日は同室の人達へのお見舞い客が多い１日。私に面会に来る人には全てマスク着用、手の消毒が義務づけられてるのに、他の面会者には何もナシ。これじゃ意味ない！しかも風邪気味の人でさえ、普通に出入りしてる。おかげですごく神経質になってしまう…。
9/7 （金）	・採血・マルク外泊1日目	今日から外泊だけどその前にはマルクが…。今までは個室で行われたけど今回はもちろんこの大部屋のカーテンでだけ仕切ったベッドの上で行われた。同室の人達はマルクなんて知らないらしく、マルク終わった私が胸に砂袋を置いて寝たきりになってたからびっくりしてた。その後の回復力は今までで一番早かった。夕方には迎えにきてくれたお母さんと家に帰った。
9/8 （土）	外泊2日目	今回の外泊期間も2日目だけはＩＶＨにへパリンを通してもらうために病院に行かないといけない。病院へ行く途中に朝マックした。久々の朝マックはめっちゃおいしかったぁ～♪ 病院を出たあとは遠出ドライブ！きれいな景色をいっぱい見てすごくリフレッシュできた。
9/9 （日）	外泊3日目	今日は夜、病院に戻るまで家でゆっくり過ごす。いとこがHLＡの採血のため、病院に行ってくれた。私は外泊中のため会えなかったけど感謝！
9/10 （月）	・採血	朝食後、早速個室への引越し。今回の個室は前の個室よりは広いけどとっても殺風景な感じ。でもすぐ慣れるかな。これで消灯以降もテレビが見れる！血球値がちょっとだけ増えだしてきたみたい。よかった。先生も今回なかなかふえてこない血球値について更にいろいろ調べてくれた。入院して以来、毎日服用してきた薬の1つ（アロシトール）が、前回の治療での服用抗がん剤（６ＭＰ）の効用を増強させてしまうことがごくまれにあるらしい。というわけで、今さらって感じもするけど今日からアロシトールの服用が無くなった。これで今現在の毎日の服用薬はジフルカン（抗生剤）、クラビット（抗生剤）、ガスター（胃薬?）の3種類となった。