2001年 6月1日〜10日 | この月の採血データへjump! |
日付 | 検査内容など | 日記 |
6/1 (金) |
・採血 ・心電図 ・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(イダルビシン) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水・ ・血小板輸血 ・IVH挿入(確認のレントゲン) ・超音波 |
副作用の吐き気は今のところ無いみたい。超音波の検査のため、朝から絶食。 A病棟(緊急病用)からB病棟(内科病棟)の個室へ移る。部屋から出れないと聞いてびっくりする。面会者も家族と彼のみ。主治医にダメ元で携帯を使っていいかどうか尋ねたら、あっさりOKしてもらえた。少しでも外の世界との接点ができてホッとする。 ベッドはクリーンユニット付きでベッドの半分がビニールカーテンで覆われてる。とってもうるさい。 夕方、いよいよ右鎖骨下にIVH挿入。顔に近いからすっごく怖かった。痛さよりも怖さの方が大きかった。1回で入ったのでよかった。でも皮膚が引っ張られてるような違和感がすごくある…。こんなので生活していけるかすごく不安。(結局退院するまでの5ヶ月半、ずっとお世話になる) |
6/2 (土) |
・採血 ・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(イダルビシン) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水 |
IVHを入れたら両手が使えるしすごくラク。 心配してる吐き気も全くナシ。病院食だけでは物足らず、スナック菓子も食べる。すごくおいしく感じた。 先のことを考えると不安は尽きないけど、今はどこもしんどくないのに病室からは出れないので時間をもてあます。HGBの値もかなり低いのに頭痛もない。雑誌とテレビで時間をつぶす。 |
6/3 (日) |
・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水 ・血小板輸血 |
やっぱり吐き気もなく、今のところ食欲旺盛。気になるのはちょっと便秘気味ってこと。まだ病院では1回も出ていない…。牛乳飲んだりグレープフルーツ食べたりするけど効果なし。 入院して初めてシャンプーしてもらった。まだ脱毛の気配はない。(この頃は『副作用の吐き気もないし、脱毛もしないかも…』なんて甘いことを考えてた) パソコン購入を考え始める。高いけどまだまだ続く入院生活のことを考えるとやっぱり欲しい。とりあえず彼にパンフレットを持ってきてとお願いする。 |
6/4 (月) |
・採血 ・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水 |
自分自身しんどくはないけど入院以来、ずっと37℃台の微熱が続いてる。解熱剤飲むほどではないし、他にどこもしんどくないのでとりあえず様子見。 やっぱり今日もお通じがなかったので、軟便剤(酸化マグネシウム、略してカマグと言うらしい)をのむ。明日お通じがありますように。 |
6/5 (火) |
・採血 ・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水 ・血小板輸血 ・赤血球輸血 ・便検査 |
やっと朝からお通じがあった。でもまだまだスッキリしない感じ。でもこれで前から言われてた便検査の任務を果たせて一安心。 先生や看護婦さんが病室に来るたび「気分悪くない?」「吐き気は?」と聞かれる。気分悪くも無いし、吐き気も無いけどあんまり言われるとそんな気がしてくるような…。いや、でもやっぱり何ともない。このまま調子良くいけたらいいのにな。 今朝の便検査が何故か検査不可能?だったらしく、再検査となる。明日の快便を祈って昨日よりも強い下剤(プルセニド)をのむ。 |
6/6 (水) |
・採血 ・吐き気止め(カイトリル) ・抗癌剤(キロサイド) ・生理食塩水 ・便検査 |
今朝、やっと今までの便秘解消。よかった。 昼頃、熱が39℃台まで上昇。解熱剤(ロキソニン)をのんでおとなしくしてた。1〜2時間後、大汗とともに熱は37℃台まで下がった。 夕方彼がベッドにつける電気スタンドを持ってきてくれた。壁に備え付けのヘッドライトは薄暗かったし、クリーンユニットの場合使えなかったので大助かり。 夜、布団に入ってから何故か震えが止まらず眠れない。熱が上がる前兆らしく解熱剤(ロキソニン)を飲んで寝る。多分また大汗かいてたと思うけど、朝までグッスリ寝てしまった。 |
6/7 (木) |
・採血 ・血小板輸血 ・赤血球輸血 ・抗生剤(モダシン)×2 |
熱は解熱剤を飲めば下がるけど、しばらくしたらまた高熱…の繰り返し。今日は結局3回解熱剤をのんだ。さすがに40℃を超えると意識が朦朧としてくるような感じでしんどい。こんな日でも熱が下がってるスキにシャンプーしてもらった。汗いっぱいかいてるのでスッキリ。熱が高いので抗生剤の点滴をするため、その前に腕に注射してテストされる。しばらくの間、30分間抗生剤の点滴を朝夕2回することになる。これが効けばいいのにな。 今日の16時でやっと24時間点滴のキロサイドが終了。 夜、寝てると何か湿ってる感じ。また大汗かいたんかな〜と思って見ると右肩辺りのパジャマと布団が真っ赤になってる!慌ててナースコールして看護婦さんと先生に止血してもらった。原因はIVHを縫い付けてた糸が緩んでしまい、血小板が低いせいもあって挿入口から大出血したらしい。昼間何回も汗かいて着替えたたので着替えのパジャマがもう無い。仕方なく病院の寝衣(病院の名前入りの浴衣みたいなやつ、1着70円らしい)を借りる。かなりイケてないけどどうせ病室からは出れないのでこれで充分。布団とシーツを変えてもらってそのまま熟睡できた。看護婦さんありがとう。 |
6/8 (金) |
・採血 ・赤血球輸血 ・抗生剤(モダシン)×2 |
まだまだ熱は高いけど、熱出る間隔が少しあいてきた。抗生剤が効いてるのかな。 赤血球輸血後、左ふくらはぎに細かい湿疹が出現。かゆみもある。輸血終わって1時間以上たってるけど、輸血によるアレルギー湿疹みたい。アイスノンで冷やしてたらいつの間にか治まってた。 |
6/9 (土) |
・抗生剤(モダシン)×2 ・血小板輸血 |
待望のバイオがやっと私の手元に届いた!まだネットもメールも出来ないけど、これでしばらく退屈せずに過ごせそう。 今日は微熱はあるものの、高熱まではいかない。このまま治まってくれたらいいのにな。 |
6/10 (日) |
・抗生剤(モダシン)×2 | 今日も高熱はでなかった。もうだいじょうぶかな。 |