2001年 10月11日〜20日 この月の採血データへjump!
日付 検査など 日記
10/11
(木)
・採血
・吐き気止め(カイトリル)
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
地固め療法3回目スタート!
待ちに待った?点滴がやっと始まった。
本来ならこの地固め療法3回目のメニューは全部で7日間の点滴予定。でも前回の治療で骨髄の回復が充分じゃなかったので、今回は採血データを見ながら投薬量を加減して行うってことになった。更に1日の投薬量も通常の8割分にするらしい。
薬が少なくなるのは嬉しいような…でもどうせ治療するなら100%点滴して欲しい気もする。でももし骨髄が元に戻らなくなったら大変だしなぁ。仕方ないか。

今日は副作用も無く、ごはんも普通に食べれた。
今日は友達、父親、彼と立て続けに来てくれる。治療中とはいえ、気分は良いので楽しい時間を過ごす。

入院以来、毎日服用してたガスター(胃薬)が今日からストップになった。前回のアロシトールと同じく、抗がん剤の作用を増強させてしまうかもしれないため。
これで毎日の内服薬はクラビット(抗生剤)、ジフルカン(抗生剤)の2種類になった。(両方とも朝・夕食後に1錠ずつ)
10/12
(金)
・吐き気止め(カイトリル)
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
昼食からイマイチ食欲がない。昼食は全部お母さんにあげた。でも15時ごろになってちょっとお腹が空いてきたので、ゆで卵と和菓子(昨日のお土産)を食べた。
夕飯は8割くらい食べれた。看護婦さんにしばらくの間、昼食はうどんにしてもらうようにお願いする。
10/13
(土)
・採血
・吐き気止め(カイトリル)
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
時間が経つにつれ、だんだんと気分が悪くなってきた…。
夕飯、病院食は全部パスしたけどスパゲッティなら食べれそうなのでスパ王ミートソースを食べる。
でも数時間後、入院して以来初めての嘔吐。しかも2回連続…。夜は早めに寝付いたけど夜中1時ごろ、吐き気で目が覚める。数回嘔吐…でてくるのは胃液だけ。でも吐いても吐いてもスッキリしない。ナースコールして看護婦さんに吐き気止めをIVHから入れてもらい、何とか寝れた。
10/14
(日)
・吐き気止め(カイトリル)
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
昨日はあれだけ吐いたし、少しは体重減ってるかと思ったけど全然減ってなかった。
朝食、昼食はなんとか半分くらい食べれた。前回の治療と同じく昼から夜にかけてだんだんと気分が悪くなっていく。食事前に飲む吐き気止め(プリンペラン)をもらうけど気休めのような気がして結局飲まなかった。
今日は気分悪かったものの、吐くことはなかった。
10/15
(月)
・採血
・吐き気止め(カイトリル)×2
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
朝から気分は最悪。朝食も少し食べただけ。昼食前にIVHから吐き気止めを入れてもらったけど効き目はイマイチ。一昨日は効いたのになぁ。
病室に来た主治医に吐き気のことを言ったら、点滴の後にもう1本吐き気止めの点滴(カイトリル)を追加してもらうことになった。点滴が終わって数時間後、吐き気と気分の悪さは全く無くなってた!
すっかり気分もよくなったし夕飯は食べれるかなと思ったけど、臭いがダメ。すっごく臭いに敏感になってる。病院食はパスして小うどんを食べた。
10/16
(火)
・採血
・吐き気止め(カイトリル)×2
・抗癌剤(サンラビン)
・抗癌剤(アクラシノン)
今日の採血で既に白血球は減ってきてるので、明日まで予定してた点滴は今日でおしまい。これで通常量の8割の点滴を7日間のうちの6日間したことになるから 0.8×6/7で全体の半分強ってとこかな。
点滴が始まってから何故か顔がやたらと赤い。熱はないしなぁ〜。やっぱ薬のせいなのかな。
食欲はだんだんと元にもどってきてる感じ。吐き気は吐き気止めの点滴を追加してもらってから全く無くなった!
10/17
(水)
食欲もほぼ元通り。熱もないけどやっぱり顔が赤いんだよな〜。変なの。
多分明日くらいからクリーン生活になるはず。お尻も落ち着いてるし、今のところ気になるのは唇の裏にできた口内炎くらいかな。がんばって軟膏(ケナログ)塗って治そう。今回こそ何事もなく白血球の低い時期を乗り越えられますように。
10/18
(木)
・採血 予想通り、今日からクリーン生活が始まった。
クリーン生活になると不思議と今食べれないものが食べたくなる。おいし〜いサンドイッチが食べた〜い!(←テレビの影響)
10/19
(金)
・採血 口内炎が痛くなってきた。食欲あるのに食べるのがつらい…。でもがんばって食べてる。ケナログ塗ってるのになぁ。
10/20
(土)
・採血 既に白血球(好中球)が上がる兆しをみせてる(好中球310→580→700)。誤差にしては大きすぎるって先生も言ってた。
今回の治療は薬の量も少なかったし、かなり早いけどもう骨髄が回復してきてるのかな。もしそうならあとはルンバ-ルしてマルクして退院…?ってことになる。
嬉しいけどこんなんで今回の治療の意味があったのかな。骨髄抑制が強ければ強いで不安だけど、弱すぎるとまた不安…。