2004年 5月


日付 検査など 日記
5月 採血
胸部レントゲン
もう移植前からの入院生活は、1年3ヶ月くらい経ってました。

いろいろあったけど、ここ数ヶ月は血液データも安定してきて特に検査もなく、毎日リハビリに通ってるだけの日々…。

以前は、毎日がつらくて苦しくて、病状も安定せず、明日は生きてるのかな、それともまた頭痛がしてきて脳炎になったらどうしよう…などと悶々と考えてるうちに1日が終わってました。

最近、自分がいつまでここで生活できるのか(つまり、いつまで入院してられるのか)が不安になりだす。

普通は入院してると早く退院したい!って思うのが普通ですよね。
でも私は、ここの病院を退院することが不安でした。車椅子だし、まだトイレにも一人でいけず、オムツ生活…。
それと、もし何かあってもここに入院してたら、主治医がその日のうちには診てくれる、っていう安心感があったからです。




ある日、突然主治医から転院の話をされる。

その転院先の病院は、リハビリ専門の病院で自宅からも近かった。でも、まだそんな意欲は当時の私には全くありませんでした。
自分の中では、漠然とですが、まだしばらくこの状態でいたいと思ってました。車椅子生活になって、病院以外の外の世界とでもいうのでしょうか、そこに放り出されるような気がして怖かったのです。

そういった私の思い(今から思うと単なるわがままでした…)を、主治医や周りも聞き入れてくれ、結局しばらくは、このままこの病院で入院生活を続けることになる。