2005年 7月 採血データ 2005年

      

日付 検査など 日記
7月 歯科受・採血 友達が家に来てくれた。ずっと会いたいとは思っていたけど、私からは行けないし…、ということで、遠路遥々私の家まで来てもらう。

かなり久しぶりだったので、色んなことを話してとっても楽しい時間を過ごせました。

7/5

血液内科受診
・採血

眼科受診
・視力検査
・視野検査
・眼底検査
そして、月1回の血液内科の受診です

いつものように、主治医が
「どこか気になるところは、ありせんか?」
と聞いてくれたので、私は
「ちょっと視力が落ちたような気がするんですけど…」
と言うと、主治医は
「移植してからまだ眼科には診てもらったことなかったですよね?じゃあ一度眼科で診てもらった方がいいですね。」
と言われ、そのまま院内の眼科を受診する。


正直、眼科を受診するほどでもないし、と思ってたので、また待つのかぁ〜と、憂鬱でした(ここの病院はどの科も結構混んでるけど、中でも眼科は一番混むといわれてます)
色々検査をされ、かなり待って眼科の先生に呼ばれる。

「左目は1.0でしたが、右目は0.1くらいしかありません」
と言われ、そして、私のカルテを見て、
「以前のCT画像を見ると、もしかしてこの腫瘍は視覚神経を圧迫してるかもしれません。念のために、またCT検査をしましょう」
と言われる。


またCTの検査かぁ〜…、検査だけならいいけど、このせいでまた入院とかになったらどうしよう…と思いながら、CT検査の予約をして帰りました。

7/14
CT検査 検査当日、いつものように母と病院に行きました。

名前を呼ばれて検査室に入り、CTのベッドに横になると、若い技師さんが当然のように、私の左腕をガーゼで消毒し始めたのです。
事前になにも聞いてなかった私はすかさず
「何の薬ですか?」
と聞くと
「ただの造影剤です」
と、何かぶっきらぼうでイヤな感じの人だなぁ、と思いながらも造影剤を注射される。

すると注射が終わると同時ぐらいに、体が火照ってきてる感じがしたので、すぐにその技師さんに伝えると
「大丈夫、すぐ治まるから〜」
と言われただけで、私が
「でもやっぱり体が熱いんですけど…」
と言っても、
「前にもしたことあるでしょ。大丈夫だから!」と言われ、そのまま検査を続行されました。


確かに入院中は造影剤も何回か使われていたし、すぐに治まると思ってたのですが、家に帰ってきてもまだ体が熱く、全然治まるどころか夜には背中がかゆくなって湿疹も出て来ました。

熱を計ってみると、この時は37℃ぐらいだったのでちょっと微熱があるのかなあ〜、くらいにしか考えてませんでした。


7/15
この日は彼が来てくれる日だったので、彼にCT検査での経緯を話す。

でもこの時私自身は、微熱くらいだし体もそんなにしんどくはなかったし、週末ということもあり、もう少し様子をみようということになりました。

原因はきっと、あの造影剤だろうと確信してました。だから、体内から全部でたら治まるんだと思ってました。

7/19
血液内科受診
・採血
しかし、次の日になってもその次の日になっても熱は下がるどころか段々とあがってくる…。

でも私はその割にはしんどくはなかったのですが(熱慣れしてるのかも)、もしも何かの感染症だったら大変!なので、朝一番に病院へ電話して急遽主治医に診てもらうことになる。

早速彼と一緒に病院へ行って、いつものように採血を済ませて受診です。そこで主治医に、

「CRP(炎症反応)が異常に高いし(普通は0.2なのに22.6!)肝臓の値も急に上がってるので、造影剤が引き金になって出たGVHDの可能性がありますね。でもGVHDではなく、移植して造影剤に過敏になったのかもしれません。」
みたいなことを、言われる。

とりあえず、プレドニンを増やして様子を見ることになる。
(8mg→30mg)
ふ〜ん、今頃になってもGVHDがでることがあるのね…せっかく減ってきてたのに…また今以上に顔も丸くなるのかぁ〜、
くらいにしか私は思っていませんでした。
でも主治医に
「入院…する?」
と聞かれる。もちろん、私は入院は絶対イヤだったし、これといってどこもしんどくないのに何で入院?という気持ちでいっぱいでした(でもこの時で39℃はあったんですが…) 。

先生が入院を進めた理由は、しばらくCRPが落ち着くまで毎日採血をする必要があり、何か原因がわかったらすぐに治療をしなければならないから、ということでした。
すると横に坐ってた彼が、先生に

「毎日採血するだけなら、毎日通院しますから、入院だけは勘弁してやって下さい。僕が毎日でも連れて来ますから!」
と言ってくれた。(チョット感動…)
主治医も、それならということで、私は入院を免れました。


7/20 血液内科受診
・採血


眼科受診
ところが、今日の採血はCRPはまだ高いけど明らかに下がってきてました。なので次の診察は、1日あけて明後日になった。

それと今日は、14日に受けたCT検査の結果が出る日です。また、か〜なり待ち、眼科の診察室へ。結果は眼科の先生曰く、

「この腫瘍は、今回の視力低下とは、画像を見る限り関係なさそうです。視力低下は、やはり放射線の影響でしょう。念の為にMRもとりますか?」
と聞かれたけど今回の経緯も話し、丁重にお断りしました。

それ以来、眼科には行ってません。確かに視力は以前よりは、悪くなっていますが、メガネとかは無くても日常生活に支障がない程度です。
7/22
血液内科受診
・採血
今日も更にCRPは下がってきてました。まだ少し高めだけど、もう大丈夫!という先生の言葉を信じて帰った。
 
結局彼は、仕事も休んで、私と病院に一緒に行ってくれました。
彼が19日に先生に、言ってくれたことで入院せずになんとか治まったことにとっても感謝です♪